皆さんこんにちは
自己啓発の本といっても、世の中には様々な本があります。
その中でも自分自身が今まで読んできた本の中で特に為になった本、他の人にも是非おすすめしたい本を紹介していこうと思います。
嫌われる勇気 著者 岸見一郎 古賀史健
『嫌われる勇気』は、2013年12月13日にダイヤモンド社より出版され、2015年ビジネス書ランキングで1位を獲得し、2017年にはフジテレビによって、テレビドラマ化されるなど、アドラー心理学を世に大きく知らしめた作品の一つです。
作品のざっくりとした概要としては、人生の苦悩を抱えた一人の青年と、アドラー心理学を知る一人の哲人が、対話形式で物語を進行させていく中で、青年がアドラー心理学の教えを哲人から学んでいき、人生の様々な苦悩から如何にして向き合っていくのかを描いた内容となっています
この本では、アドラー心理学をただ学べるだけではなく、それを人生を歩んでいく中でどう活かしていくのかを具体的に示している内容となっています。
自分自身この本を読んでみて、今までの世界のモノの見方や捉え方に、少なからず影響を与えてくれた本です。
- 学校や職場での人間関係に悩んでいる方
- 過去にトラウマや何かしらの傷を抱えている方
- 他人と比較してしまい、劣等感に苦しでいる方
- 自分に自信が持てず、将来に漠然とした不安がある方
上記に当てはまるものがある方は、是非本書を一度手に取って読んでみてください
きっと本書から何かしらのヒントが得られると思います。
幸せになる勇気 著者 岸見一郎 古賀史健
『幸せになる勇気』は、『嫌われる勇気』の続編となる作品で、こちらに出てくる登場人物も『嫌われる勇気』に出てきた青年と哲学者が、前回と同じく対話形式で物語を進行してゆく内容となっています。
こちらの内容は、前回の『嫌われる勇気』にでてきたアドラー心理学を青年が否定し、哲学者に「二度とこの様な思想を広めようとするな」という所からストーリーは始まっていきます。
少なくとも前回の『嫌われる勇気』においてはアドラー心理学を知って希望に満ちていたはずの青年が、何故本書の『幸せになる勇気』においてはアドラー心理学を否定してしまったのか?
本書を読み進めていくうちに、アドラー心理学におけるアドラー思想を現実の世界で実践していくことの難しさ、そしてあらためてアドラー心理学の奥深さを学んでいく事が出来ます。
本書においては、
- 「自立」とはなにか?
- あなたは本当に変わりたいのか?
- 「教育」とは何か?
- あなたには「愛する」覚悟があるか?
といった、前回の『嫌われる勇気』より本質的な問いかけが本書の登場人物である青年だけでなく、本書を読んだ読者自身にも問いかけられる内容だと思います。
自分自身は正直、『嫌われる勇気』よりこちらの『幸せになる勇気』の方が、アドラー心理学の真骨頂が詰まっている本だと思います。
『嫌われる勇気』を読んだ方は、是非ともこちらの『幸せになる勇気』も読んでみてください。
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