【資産形成に必要不可欠】 積立NISAについて学ぶ

資産形成

皆さんこんにちは!

皆さんは積立NISAについて、どのくらいの見識をもっていますか?

「名前ぐらいは知っているけど、その実態はよく知らない。」

「興味はあるけど、何か難しそうで敬遠している。」

そういった方も多いのではないかと思います。

僕自身も割と面倒くさがりな性格なので、積立NISAは勿論のこと、資産形成や資産運用についても自分から勉強しようとは思いませんでした。

僕自身が積立NISAを始めるきっかけとなったのは

僕の母親が先んじて積立NISAをやっていて、何度か僕にも勧めていたこと

そして、

「お金の大学」で有名な両学長YouTube大学の中田敦彦(あっちゃん)による動画を視聴したこと

さらに、

「老後二千万円問題」「少子高齢化社会」「度重なる社会保険料の増額」といった「お金」に関するワードが多くのメディアで取り沙汰されていたこと

こういったものが重なり、将来に対する危機感をもった僕は、

「もっとお金の知識をみにつけなきゃ!」

そういう思いに駆られ、まず手をつけてみたのが積立NISAでした。

そもそも積立NISAとは?

積立NISAを始めるにあたり、まずすべきことは、何と言っても情報を収集することでした。

「というか、そもそも積立NISAってなんの略?」

まずはそこから調べていくことになります。

積立NISAとは、少額投資非課税制度のこと

積立NISAとは、「イギリスのISA(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)をモデルにした日本版ISA」のこと、

つまり、イギリスで発祥された非課税制度を、日本風にアレンジしたものということらしいです。

積立NISAの特徴として、

  • 少額(100円)から運用することができる
  • 利用できるのは日本在住で、20歳以上の方が対象
  • 年間最大40万を、最長20年間(最大800万非課税で運用することができる
  • 運用できる商品は、金融庁が認めた長期・積立・分散に適した投資信託が対象

といった具体になっています。

「NISA」には、積立NISA以外にも種類がある

どうやらこの制度には積立NISAの他に、一般NISAジュニアNISAというのもあるらしく、その違いについても調べていきました。

一般NISAの特徴

  • 利用対象者は日本在住の20歳以上の方(積立NISAと同じ)
  • 年間最大120万円まで、最長5年間(最大600万円)非課税で運用できる
  • 運用できる商品は株式や投資信託等が対象

ここで注意が必要なのが、非課税で運用できる「NISA口座」は一人につき、一口座だというところです。

つまり、積立NISA一般NISAは、どちらか一方しか口座を開設することができず、両方同時に行うことは出来ません.

また、NISA口座を開設する金融機関の変更は、一年単位が基本となります。

たとえば、既にある金融機関で積立NISAの口座を開設し、そこで投資信託を購入した場合、その年においては一般NISAで口座開設をすることはできなくなり、口座の変更がしたくても翌年まで待たなければならなくなります。

NISA口座を開設する際は、その点も踏まえた上で、慎重に選びましょう。

また、ジュニアNISAとは、

「未成年者少額投資非課税制度」のことをいいます。

  • 日本在住の19歳以下の方が対象※1
  • 年間最大80万円まで、最長5年間※2(最大400万円)非課税で運用可能
  • 運用できる商品は株式や投資信託等が対象

※1 2023年1月以降は17歳以下が対象

※2 期間終了後、積立NISAや一般NISAへ移管することも可能

なお、一般NISAやジュニアNISAは2023年には終了するため、これから新しく始めようとする方は,新しいNISA(下図)を参考にしてみてください(^^)

出典元:金融庁ホームページ

NISA口座はどこで開設すればいいの?

さて、積立NISAや、NISA口座の概要はなんとなく分かったものの、結局どこでNISA口座を開設すればいいのか?

NISAの口座は、以下の金融機関で開設できます。

出典元:金融庁ホームページ

結構色んなところから口座の開設ができるみたいですね。

そして、この中から実際にNISA口座を開設していくわけですが、投資初心者にはどこを選べばいいなんてよく分かりません。

しかし、先程も紹介した両学長中田敦彦(あっちゃん)のような、金融教育系のYouTube動画を参考に勉強していくことで、どこの金融機関を選べば最適解なのかが分かってきました!

積立NISAの口座開設はネット証券会社でする!

両学長や中田敦彦(あっちゃん)による金融教育系の動画や、投資に関しての様々な書籍を参考にさせてもらった結果、

最も最適とされる投資のやり方として、

ネットの証券会社でNISA口座を開設し、そこから積立NISAの対象となる投資信託を購入していく

という答えにたどり着きました!

ネットの証券会社で口座を開設するメリットとして、

  • 銀行や証券会社の窓口に行かなくても、自宅のパソコンやスマートフォンで手続きができる
  • いつでもオンラインで購入や売却等の取引が行える
  • 窓口と比べて、手数料が安い!
  • 少額でも取引ができる商品が多い

このようなものが挙げられます。

もちろんメリットがあれば、デメリットもあることを把握しておく必要もあります。

  • 窓口のサポートがない為、自分で手続きをしないといけない
  • 投資信託についてのアドバイスが貰えない為、自分で商品(銘柄)を探さないといけない
  • ネット上で取引する為、セキュリティ対策にも十分気をつける必要がある
  • ネットの回線トラブル等があると取引が行えない場合がある

以上のことを踏まえ、ネット上で口座の手続きを行う場合には、ある程度の予備知識を勉強したうえで実際に取り組んでいけるといいですね(^^)

証券口座はどこがいいのか?

では、ネットの証券会社でNISA口座を開設するにあたり、どこの証券会社で口座開設したらいいのでしょうか?

口座開設は楽天証券かSBI証券がおすすめ!

結論から言うと、現段階において口座開設におすすめな証券会社は楽天証券SBI証券になります!

正直どちらを選んでも問題はありませんが、強いて言えば

日々の生活の中で、主に楽天経済圏を多く利用している方は楽天証券

特に楽天経済圏をそこまで利用していない方はSBI証券

このような基準で選んでいけば大丈夫だと思います(^^)

口座開設に必要な書類

いよいよ実際にNISA口座を開設していくにあたって、必要な書類はどのようなものがあるのでしょうか?

銀行や窓口で口座を開設すれば、ある程度懇切丁寧に教えてもらえるのですが・・・

残念ながら楽天証券やSBI証券といったネット上で証券口座を開設するためには、

必要な書類は全部自分で用意し、正しい手順で各手続きを行っていく必要があります。

ネットでNISA口座を開設するためには、大まかに以下の手順に沿って手続きを行います。

以下の手順は、楽天証券やSBI証券の証券口座をお持ちでない方が必要となる手続き等になります。

まず、ネットの証券口座(総合口座)を開設していきます。

この時、車の運転免許証などの本人確認書類やマイナンバーカードが必要となります。

NISA口座を開設する証券口座に、氏名や住所、メールアドレスなどの本人情報を登録していきましょう

登録した後は審査があります。審査は証券会社によって異なる為、あらかじめ確認しておきましょう。

審査に通過すると、登録したメールアドレスに、証券会社から自分の証券口座のログインパスワードが届きます。そこから自分の証券口座に入りましょう。

ログインしたら、自分の証券口座にNISA口座を開設し、実際に投資信託を購入していきます。

もっと詳しく知りたい方は以下のリンクから確認してみてください(^^)

積立NISAで実際に選ぶべき投資信託とは?

多くの苦労を乗り越えて、やっとNISA口座を開設できたのはいいものを、実際にどんな投資信託を選んで購入すればいいのか?

積立NISAで購入できる投資信託の商品は、どれも金融庁が認めたものであるため、比較的安全に選ぶことが出来ます。

そうは言っても、楽天証券SBI証券で取り扱っている「積立NISA」の商品はどちらも約150本以上あります。

そのため、投資初心者にとっては何を選べば良いか分からず、

「とりあえず、証券口座のホームでおすすめされていた商品を購入しておこう」

ということになりかねません。

ここで注意すべき点は

おすすめな投資商品=最適な投資商品 というわけではないことです。

ここで安易に購入してしまって、後になって後悔しないように、最後までしっかりと選んでいく必要があります。

せっかくここまで苦労したのだから、自分にとって最適な投資商品を選びたいですよね(^^)

最適な投資信託の商品を選んでいくうえで、まずは投資信託の運用スタイルを知る必要があります。

インデックス投資とアクティブ投資

投資信託の運用スタイルには大きく分けて、インデックス投資アクティブ投資があります。

インデックス投資とは、

ある特定の指数(インデックス)に連動する値動きを目指した運用スタイルをいいます。

インデックス投資として代表的なものは、

国内のものでは、日経平均株価(日経225)東証株価指数(TOPIX)などがあります。

国外(米国)のものでは、NYダウ(ダウ工業株30種平均)S&P500指数NASDAQ総合指数といったものがあります。

どれも経済ニュースで一度は耳にするワードです。

一方アクティブ投資というのは、

目安となる指数(インデックス)を上回る成績を目指した運用スタイルをいいます。

インデックス投資の特徴として、

  • 指数と連動して動くような運用をしているため、アクティブ投資に比べて運用コストが安い
  • 指数とほぼ同じ値動きをするため、価格の変動が初心者でもわかりやすい
  • 一つの投資信託の銘柄でも、自動的に広く分散投資がされるため、リスクヘッジになる

このような特徴があります。

アクティブ投資の特徴としては、

  • 投資のプロフェッショナルが、様々な企業の調査・分析を行い、独自の判断に基づいて投資をおこなっていく
  • 指数を上回る投資をおこなっていくため、運用コストはインデックス投資に比べて高くなる
  • インデックス投資に比べて、価格の変動が大きいため、リスクが伴う運用方法である

以上を踏まえた上で、

投資の初心者にとってはインデックス投資で運用をしていく方が良いと思います。

インデックス投資で選ぶ銘柄は?

さて、インデックス投資で運用していくことに決まったら

早速銘柄の選定です!

沢山ある銘柄の中から、あなたの資産を増やしていくものはどれなのか?

積立NISAは全米株式か全世界株式がおすすめ!

結論をいえば、投資初心者に最もお勧めなインデックス投資信託は

全米株式全世界株式となります!

米国株式と全世界株式の魅力

なぜ米国株式全世界株式が投資初心者に最もお勧めなのか?

その理由として、この両者の共通している特徴として、

  • 広く分散して投資が行われているため、適正なリスクのもとで運用ができる
  • 信託報酬が安く、購入手数料がゼロ(ノーロード)な銘柄が多い
  • 投資の規模が大きいため、途中で償還するリスク(運用できなくなること)が少ない
  • どちらも長期的には大きく成長する可能性が高い

このような特徴を兼ね備えているので、

積立NISAのような、比較的長期運用に最も適していると言えます。

そして具体的な銘柄としては、

米国株式においては、

また、全世界株式においては、

このような銘柄が投資初心者に人気があります!

この他にも、

といった、先進国にコミットした人気銘柄もあります。

ひとまずは、米国株式、もしくは全世界株式の中から選んでもらえれば、積立NISAで運用していくものとしては十分ではないかと思います。

資産形成は人生設計の要となる

如何でしたか?

今回の記事は「積立NISA」が主な内容でした。

しかし、資産形成は「積立NISA」以外にも色々あります。

人のライフスタイルは様々あるように、資産形成のやり方も人それぞれでしょう。

一つ言えることといえば、

人生設計をしていくにおいて、資産形成をしっかりと考えて行うことは、

自分の人生に、強いては自分の愛する人たちに対して、真剣に向きあっている証拠だということです。

この記事を見てくだった方が、少しでも未来の自分や家族友人に対して、手助けとなるものであれば幸いです。

僕も投資初心者として、少しでも多くのことを学び、

少しでも多くの人に学んだことを発信して共に成長できたらとおもいます(^^)

ありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました